その体調不良、実はストレスによる自律神経失調症(心身症)かもしれない?

皆さま、こんばんは。本日は「その体調不良、実はストレスによる自律神経失調症(心身症)かもしれない?」です。

4月に入りましたが、新年度から新しい職場に異動になったり、仕事を始めたりという方も多いかと思います。

環境が大きく変化するこの時期、実は体調不良なのに我慢しながら働いている、という方が一定数いらっしゃいます。

精神的なストレスが体調不良に繋がっている状態は、「自律神経失調症」という言葉でよく知られていますが、「心身症」とも言います。

症状は多岐にわたり、頭痛、胃痛、腹痛、下痢、便秘、吐き気、耳鳴り、めまい、多汗、立ちくらみ、高血圧、倦怠感、食欲不振、不眠、イライラ、情緒不安定と様々なものがあります。

ストレスが要因のため、出勤日と休日では痛みの程度が違うというように、症状に波がある、治ったと思っても再発してしまう、身体症状が良くならず薬が増えていく、といった特徴があります。

また、かかりやすい方の特徴として、仕事を出来るだけ完璧に仕上げたい、手を抜いたり休んだりするのが苦手、我慢強く愚痴や弱音を吐かない、相談相手がいない、自分のストレスに気付きにくい、自分なりのストレス発散方法がない、といったものがあります。

対処法としては、休日には出来る限り睡眠・休養を取る、仕事をしない時間を確保して気持ちを切り替える、休みが取れそうな日には平日でも休む、話せる相手との時間を持つ、といった事が挙げられます。

症状がひどい場合は病院受診・薬物療法という方法もありますが、それだけでは十分に改善されない場合もありますので、カウンセリングとの併用をお勧めいたします。

どこをどう手を抜けばいいのか、真面目な方の場合、ご自身では分からないこともあります。カウンセリングでは、そうした具体的な内容についても話し合っていきます。

当相談室は金・土曜のみではありますが、オンラインでの最終受付は21時スタート枠、対面での最終受付は土曜のみ20時スタート枠がありますので、お仕事をお休みすることなく、ご来室頂けます。

皆さまのご予約を心よりお待ちしております。

写真は「都城市・観音池公園の桜」です。